top of page
Knight Case Files -前日譚- 不死鳥王国の近衛騎士 愛しき日々の残響
生と死の境界線、血の赤よりも濃く色鮮やか な夕暮れに映る過去の因縁。青薔薇が咲いたとき、不器用で幸福な物語の幕が上がる――!

小説:師走幸希
イラスト:風凪ひかり
《常識の定義》を問うダークファンタジービジュアルノベルゲーム『Knight Case Files(ナイト・ケース・ファイルズ)』前日譚。事前情報としてオススメです!
「ディルク公爵令嬢偽装事件」の詳細と、不死鳥族の特殊な血を引くがために起こる二つの症状《常若の祝福》と呼ばれ老化が遅くなり比較的長命になる現象、《常若の呪い》と呼ばれ身体を構成する魔力に悪影響を及ぼし早死にするという現象について描かれている。
ビジュアルノベルゲーム『Knight Case Files』発売後、ビジュアルノベルゲーム『Knight Case Files 2』として『愛しき日々の残響』リメイク版の発売を検討しております。
あらすじ
いつの日か見た肖像画の君。王都騎士団所属のシャッテンは不老不死である《不死鳥族(ふしちょうぞく)》の血の影響で長く生きられない呪いにかかっていた。己が身を嘆きながらも生きているうちに一目憧れの人物に会いたいと思い過ごしていた。
ある日、王妃候補暴行事件の容疑者として疑われるシャッテン。事情聴取役として現れたのは肖像画に描かれた人物に瓜二つな美丈夫――リヒトだった。
恋い焦がれる肖像画の人物と同じ容姿に戸惑うシャッテンに対し、リヒトはそれを利用して王妃候補にまつわる一連の事件の極秘調査を依頼する。
生と死の境界線、血の赤よりも濃く色鮮やかな夕暮れに映る過去の因縁。青薔薇が咲いたとき、不器用で幸福な物語の幕が上がる――!
血生臭い夜に溺れて、雨上がりの青空を見上げる近世・近代風ダークファンタジー。
bottom of page